黒枝士揮がチンハイレイク7位でU23世界選手権出場枠に近づく | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

黒枝士揮がチンハイレイク7位でU23世界選手権出場枠に近づく

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黒枝士揮がチンハイレイク7位でU23世界選手権出場枠に近づく
  • 黒枝士揮がチンハイレイク7位でU23世界選手権出場枠に近づく
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中国のツアー・オブ・チンハイレイク第9ステージでビーニファンティーニNIPPOデローザのエドワード・グロスが6位、黒枝士揮が7位でゴールした。黒枝はU23カテゴリーで、獲得したUCIポイントはU23世界選手権への日本の出場枠獲得に影響する。

全13ステージで開催されているツアー・オブ・チンハイレイク。休息日後の7月15日に開催された第9ステージは天水市内に作られた11.8kmのサーキットを10周回する118kmの平坦ステージ。

中盤からチームの作戦どおりにグレッガ・ボレが5選手の逃げに乗り、最終周回に入って吸収されると、集団スプリントの展開となった。ベテランスプリンターの宮澤崇史が後ろに黒枝を従えて位置取りをしながら前に上がり、ラスト500mの最終コーナーでバランスを崩すと、そこから黒枝が単独でスプリントを開始。チームメイトのグロスもサイドからスプリントをかけてステージ6位。黒枝はグロスに次いで7位でフィニッシュした。今後は同様のコースで開催される第11、12、13ステージに向けていい感触

また今回の結果により、黒枝はUCIポイントを4ポイント獲得。8月15日付けのUCI国別ランキングで世界選手権の出場枠が決まるが、黒枝はU23カテゴリーのため、このポイントはU23世界選手権出場枠に関わってくる。6月付けのランキングで日本のU23国別ランキングは出場枠が与えられる7位(21ポイント)から5ポイント差の9位(16ポイント)。あともう少しで出場枠を獲得できる位置につけており、今回のツアー・オブ・チンハイレイクがU23の日本人選手にとってポイント獲得のラストチャンスとなる可能性が高くなっている。

チームからは3名のU23カテゴリーの選手(黒枝、石橋学、小石祐馬)が参加していて、今大会でUCIポイントを稼ぎ、U23世界選手権の出場枠を獲得することもチームの大きな目標となっている。

「宮澤さんが最後コーナーで落車しかけて、行けと言われたので、そこから差を詰めながら走ったんですが、トップまでは届きませんでした。調子はよくなかったけど、休息日明けなのでフレッシュでした」と黒枝。

「明日のステージは耐えて、明後日以降、また上位でゴールしてポイントを獲得して世界選手権に行きたいと思います。今日のスプリントで手応えを感じられたので、頑張りたいです」
《編集部》

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