テクノホライゾングループのエルモ社はプロフェッショナル用パノラマカメラシステム「QBiC Panorama（キュービック パノラマ）」を7月下旬に発売する。
QBiC Panoramaは、最大画角185度の超広角レンズを搭載したQBiC MS-1（キュービック エムエスワン）4台を専用取付部品に取り付け、簡単に上下180度左右360度のパノラマ動画を撮影する業務用カメラシステム。
上下180度、左右360度のパノラマ映像はバーチャルリアリティーとして商業目的で使われ、最近は一部の映像制作にも使用されている。
従来のパノラマ映像を制作するには小型カメラを最低6台必要としており、撮影後の編集作業に手間と時間を要していたが、このキュービックパノラマでは4台で済み、専用の機材を購入すれば、設備費も半分以下に抑えられるという。また、細かな設定を可能にするファームウェアを有していることで、カメラマンの撮影ニーズにも応える。
今後同社ではキュービックパノラマの専用の編集ソフトもリリースする予定という。価格はQBiC MS-1（4台）に専用リグのQBiC Panoramaセットで10万8000円（税込）。
《上水流晋》
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