4月17日~19日に大阪市のインテックス大阪で開催されたバリアフリー14で、ダンロップの住友ゴム工業は車いす用可搬形スロープ 『ダンスロープ ライトスリム』を展示した。
このダンスロープ ライトスリムは、ウレタンフォームの芯材にカーボンファイバーFRPとグラスファイバーFRPを積層して、表面に滑り止め塗装を施した構造が特長だ。
カーボンファイバーFRPとグラスファイバーFRPを多用したため、軽くても丈夫で、耐質量300kgまで搭載可能で、電動車いすや介助者がいっしょに乗っても十分耐えることができる。
持ち運びの時には、2つ折りにしてナイロン製のハンドルを持って簡単に運べるようになっている。段差の上にダンスロープ ライトスリムの一端を置いて、2つ折りを展開すると、両端に側壁(エッジ)が立って安全に使用することができる。
会場のダンスロープ・ブースでは、長さの異なるダンスロープ ライトスリムを4本並べて、段差の高さに応じて長さを使い分ける様子を展示した。
ダンスロープ ライトスリムは介護保険のレンタル対象品になっている。
《山内 博@レスポンス》
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