【山口和幸の茶輪記】使ってわかる、専用ウエアの底力 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【山口和幸の茶輪記】使ってわかる、専用ウエアの底力

オピニオン コラム

パールイズミのサイクリング専用ソックス
  • パールイズミのサイクリング専用ソックス
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自転車に乗るのが気持ちいい季節になった。

サドルにまたがって気軽にこぎ出せるのが自転車のよさだけど、1時間以上のロングライドとなるとジーンズやカジュアルパンツではおしりが痛くなってしまう。そういった体験をした人は、「本格的に乗るならパッドが内装されたサイクリング専用パンツをはかないとな」と学習するのが常だ。

サイクリングウエアというのは特殊な機能性が求められている。寒さはシャットアウトして、しかしアクティブな運動によって生じた汗は外に放出する。さらには気象状況の変化にも対応できること。そこでサイクリングウエアは吸汗速乾性に優れ、アイテムによっては風が当たる前面だけ防風性を備えた素材を駆使するなど、知恵を絞った商品がいくつも用意されるようになる。

ところでボクは最近、外反母趾の小指側、専門用語でいうと「内反小趾」になってしまった。イタリア製のカッコいいデザインに惹かれてトレッキングシューズを買ったのが一因でもあるが、加齢とともに足裏のアーチがゆるんできて、足が幅広になってきたらしい。

これが結構痛いので、専門家に相談すると、「治療法はないのでうまく付き合っていくしかない」という結論を通告された。解決策としては「幅広のシューズに変えること」が大原則だったが、インソールと呼ばれる中敷きや、テーピングをしたような効果があるソックスでもいいようだ。

ということで「しまなみ海道」を90km走るサイクリングに自転車ウエアの専門メーカー、パールイズミのサイクリング専用ソックスを持っていった。税別2000円もする高価なソックスだが、足の部位ごとに着圧効果があり、ペダリングする足の最適な状態をキープしてくれるらしい。

試してみた。足裏の一番広い部分がしっかりとホールドされるので、アーチがピンと張った状態になる。つまり小指側の出っ張り(外反母趾の場合は親指側の出っ張り)が少なくなり、シューズに干渉しなくなる。その結果、痛みを感じることなくロングライドを完走。たかが靴下じゃん、とこれまでは軽視していたが、高価な専用品にはそれなりのよさがある。

今シーズンはサイクリングに熱中しようと考えている人は、自転車専門店のウエア売り場を訪ねてみるといいかもしれない。
《山口和幸》

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