新城幸也(28=ヨーロッパカー)がツール・ド・フランス100回記念大会のゴールとなるパリに到着。区間65位、総合99位で4回目の完走を果たした。
チームメンバーの中でベテラン選手として臨んだ今回のツールは、新城にとってうまくいく日ばかりではなかった。チームの戦略がうまくいかなかったり、落車やハンガーノックなど、ゴールまでは簡単な道のりではなかった。
完走にこだわる新城の強い心と、それを後押しするたくさんの声援でゴールを迎えることができたという。
また、チーム関係者が驚くほどフランスのファンからの支持されたことも新城のパワーとなったことは間違いない。
「普通に無事に走り終えることも簡単ではないツール・ド・フランスを、こうしてみんなとゴールできてホッとしている。まだまだ自分にできることはたくさんあると思うし、満足することなくチャレンジし続けていきたい」という。
ゴールの翌日には、「今日は、怪我したところがすごく痛い。昨日の石畳の影響もあるけど、やっぱり気持ちで走っていた部分が大きかったと実感した」と語った。
「でも今は、本当にゴールしてよかった」
22日に一度自宅に戻り、23日にはルクセンブルクで開催されるプロクリテリウムに出場する。(飯島美和)
《編集部》
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