第100回ツール・ド・フランスは6月30日にバスティア~アジャクシオ間の156kmで第2ステージが行われ、全日本チャンピオンの新城幸也(ヨーロッパカー)は2位争いのゴール勝負に参加して区間12位でゴールした。
「今日は、久々の暑いレースで疲れた。最初から逃げに乗るつもりで前方に位置していたけど、チームメイトのダービッド(ダビー・ベイユー)が先に逃げに乗ったから、自分の出番はなかった」
ゴール直後、自身の感覚では1ケタ台の順位だと感じたそうだが、悔しさをにじませながらこう語った。
「本当に暑くて、水ばかり飲んでたら、トマ(・ボクレール)がボトルを取りにいてくれて、それを受け取るときに、『スプリントに備えて温存しておけ』と言ってくれた」
12位という結果ではチームは評価してくれないと言うが、まだ序盤でこれから徐々に調子を上げていきたいという。
「第3ステージはなにか起りそうな予感がする。すごい(過酷な)レースになそうだと、語り、山岳賞ジャージを獲得したピエール・ローランを守る走りではなく、責める姿勢を匂わせている。(飯島美和)
《編集部》
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