チーム右京のトリビオが実業団シリーズ首位を守る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

チーム右京のトリビオが実業団シリーズ首位を守る

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 国内実業団シリーズ第4戦 のJBCF群馬CSC ロードレースが4月27日に群馬サイクルスポーツセンターで開催され、チーム右京のホセ・トリビオ(スペイン)が2位になり、シリーズ総合1位のリーダージャージを守った。優勝はマトリックスパワータグの窪木一茂。

 霧雨や雪のぱらつく寒いコンディションの中でのレース。スタート後、小さなアタックが数回見られたものの序盤は基本的に集団で展開される。中盤にチーム右京の阿部嵩之を含む6選手の逃げが決まる。後方集団でチームメートの狩野、山下、大久保の3選手が中心となり集団をコントロールするが、先の6選手の逃げを吸収するまでにあまり時間を要さなかった。
 その後、新たに窪木、澤田(キャノンデール・チャンピオンシステム)、高岡選手(イナーメ信濃山形)が集団から飛び出し、後方に最大3分の差をつける。13周目、チーム右京の狩野とトリビオ、マリウス・ビジアック(マトリックスパワータグ)を含む10選手が追走を開始。16周目で先の3選手を吸収し13人の逃げ集団となるも、2周で集団に吸収される。
 残り3周で平塚吉光(愛三工業)が飛び出し、これに反応したのがトリビオと窪木。この2人が逆にカウンターを仕掛け、これが決定的な逃げとなる。2選手の攻防になるが、どちらも譲らない形となり最終的にはスプリント勝負。窪木に軍配が上がるもトリビオも表彰台を獲得し、自身のリーダージャージを手堅く守った。
《編集部》
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