鹿児島県の大隅半島にある国立大、鹿屋（かのや）体育大が自転車競技界を席巻している。卒業生のみならず現役選手を含めて、ロードレースからトラックまで日本のトップレベルに顔を連ね、日本ナショナルチームにも多数が抜てきされる。その強さの秘密はどこにあるのか。3月6日付けの東京中日スポーツが特集している。（山口和幸）
「年間を通して温暖な地域にあって、周囲にはトレーニングに必要な起伏もある。そんな環境に加えて、ここに集まってきた学生たちの高い理念と努力が実を結んだ。それに共感してくれた地域や企業のバックアップも優勝な人材育成を手助けしてくれている」と黒川剛監督（50）。
「素晴らしい環境に恵まれて、さらなるいいチーム作りのために頑張りたい。部員一丸となって悔いの残らない1年を過ごしたいです」と塚越さくらキャプテン（21）。
最大の目標は夏のインカレ。全日本大学対抗選手権だ。女子は9連覇中だが、総合成績では日本大が30連覇中。この記録にストップをかけるのは鹿屋しかないといわれている。
《編集部》
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