2008年からスタートしたオートバイタイプのニュートラルサービスマシン「モトマビックに今季からスズキバンディット1250F ABSが新たに投入される。5月15日に新潟県佐渡島で開催される「佐渡ロングライド210」で初登場し、その後、日本各地の大会でニュートラルサポートを実施していく。
自転車ロードレースにおいて、外的要因によるタイヤのパンクは避けられない。ニュートラルサービスとは、こうしたトラブルに対してチームや国籍などに関係なくメカニックサービスを迅速に提供すること。
マビックは1973年以降、自転車ロードレースにおいて世界各地でニュートラルサービスを行っている。日本でも1996年のツール・ド・北海道から「マビックカー」と呼ばれる自動車タイプのニュートラルサービスカーが活躍し、全国各地の主要な自転車ロードレースをサポートしてきた。
近年では、自動車よりも優れた機動力をもつオートバイタイプのニュートラルマシンが欧州の自転車ロードレースにおいて多く見受けられ、選手に近い位置でニュートラルサービスを行うことができると注目されている。
《編集部》
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