東京都自転車競技連盟・普及委員会が主催する「TCF親子ブルベ」が10月17日に開催され、東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木から熱心な親子29人が参加した。埼玉県東松山市の自転車総合施設「シクロパピリオン」に集まり、比企丘陵の峠を越える約40kmのコースを3時間以内で走るブルベは、かなりハード。上り坂では「もうダメだよ」と半泣きの声を出すのに、峠を越えるとすばやく回復する子供たち。最年少8歳の子供がお母さんを励ましながら走る光景もあり、そのたくましさに驚いた。
同委員会では3年前から子供自転車学校を、今年からジュニアロードレース、親子ブルベを開催。未来を担う子供たちにスポーツとしての自転車を大好きになってもらえるよう、趣向を凝らしているが、2回目の開催となる今回は、チェックポイントとなった越生の「パン工房シロクマ」のパンと、ハロウィンのお菓子がおみやけ。フィニッシュ後は、コース中に設けたクイズポイントにおける「観察力」を回答とする設問を作り、ただ速く走るだけにならないツーリング的なブルベに仕立てた。
年末には２つのスクールイベント開催
12月4日には、千葉の幕張で、竹谷賢二を講師に招いて「MTBで転んでみよう！」（ロードやママチャリも参加可能）というスクールを、12月26日には千葉の上総フレンドリーパークの1.5kmコースで、エキップアサダの浅田顕を講師に招いた「ジュニアロードレーススクール」を開催（レディゴージャパンのトライアウトも同時開催）。同スクール＆レースでは、子供向けに職業としての自転車選手になる話をする予定。
《編集部》
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