世界選手権エリート男子で日本勢歴代最高位の9位になった新城幸也(26)が10月4日夜に豪州から日本に到着した。7日にはフランスに戻り、10日のパリ~ツールなど数レースを走ったあと、24日に栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップのためにチームメートともに日本にやってくる。
「現地に入る前に聞いていたコースの情報よりも、試走をしたらかなりハードで登りもきつい印象だっので、厳しいレース展開になることを予想していた」
9位になったレースを新城が振り返る。当日は体調もよく、かなり集中してレースに臨むことができたのがよかったという。
レースは予想通りのハイスピードだったが、うまく調整できていたこともあって余裕があった。周回数もあっという間に過ぎていき、キツいと感じ始めたのは残り2周のとき。
「ここを耐えれば」と思い、残り1周にすべてをかけた。
先行していた選手に自分たちの集団が追いつくことを祈りながら、レースの展開を冷静に見ることができていた。
「9位という結果は、今の自分ができる最高のパフォーマンスを出せた結果だと思う。これからもさらに上を目指して頑張ります。ジャパンカップでは、いつもテレビて応援してくれている日本のみなさんの前でいい走りを見せたい」
《編集部》
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