ツール・ド・フランスは7月5日、ベルギーのブリュッセルからスパまでの201kmで第2ステージが行われ、シルバン・シャバネル（31＝フランス、クイックステップ）が２年ぶり2度目の優勝を飾った。シャバネルは10km地点でアタックし、他の7選手とともに第一集団を形成。最後は単独となり、ゴールに飛び込んだ。
この日は6つの丘陵地が後半に出現。しかも折りからの雨に見舞われ、ハードなレースとなった。このなかで優勝候補のアンディ・シュレック（25＝ルクセンブルク、サクソバンク）が落車。総合1位のファビアン・カンチェラーラ（29＝スイス、サクソバンク）のチームメートということもあり、カンチェラーラが大集団のペースダウンを他選手に持ちかけ、全選手がそれに同意。
シュレックが復帰した後もレースは本格化せず、大集団はスプリントをすることなくゴールした。1位のシャバネルを除く2位以降はポイント賞の得点を与えないという判断が急きょなされた。
《編集部》
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