仏UCI公認女子遠征チーム事業の概要が発表される | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

仏UCI公認女子遠征チーム事業の概要が発表される

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遠征チーム運営支援をおこなうNPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)は、「フランス女子レース遠征チーム派遣事業」の概要を発表した。
  • 遠征チーム運営支援をおこなうNPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)は、「フランス女子レース遠征チーム派遣事業」の概要を発表した。
遠征チーム運営支援をおこなうNPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)は、「フランス女子レース遠征チーム派遣事業」の概要を発表した。

4年目の実施となるこの遠征チーム派遣、昨年より日本で唯一の女子自転車ロードチームを支援する「NPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)」の事業として刷新。日本の将来有望な女子選手によるチーム編成とレース参戦を通して、自転車先進国であるフランスのUCI(国際自転車競技連合)公認ステージ女子レースでの経験と、現地での自転車を通した国際交流により、今後の世界的な活動を視野に入れた選手強化・育成を長期間に渡り実施するためにおこなわれている。

遠征チーム名にもなっている、日本で唯一の女子自転車ロードチーム「Ready Go JAPAN」は、現在6名の正選手と1名のテスト選手が在籍しており、この中から、上記レースの参加資格となる18歳以上の選手のうち堀 友紀代・松田 千裕の2名が参加。そして長年、こちらも選手強化と育成に非常にチカラを入れている日本学生自転車競技連盟より、学生選手権ロード女子3位などの好成績をあげた明珍 裕子(朝日大学)の推薦を得て、日本からは計3名を派遣する。

さらに上記の選手達に、今遠征のキッカケとなった地元フランスのトップ女子ロード選手エドウイッチ・ピテル(Edwige PITEL)をはじめ、フランスとニュージーランドの強豪選手たちが合流する「MIXチーム」編成として2週間に渡る2つの女子ステージロードレースで戦う。

この遠征チームを率いるのは、ジロ・デ・イタリアで日本人初の出場・完走を果たし、現在、Ready Go JAPANのチームアドバイザーも勤める元トッププロロード選手である市川 雅敏氏。このようなチーム編成でレース参戦することにより、より一層、様々な角度からの経験を積めること、そしてレースでは日頃の鍛錬を思う存分、発揮することに期待したい。

今遠征事業のプランナーであり責任者であるNPO法人J-BRAIN須藤むつみ会長は、「自転車先進国のフランスから学ぶことは非常に多く、大変に貴重であると考えております。それは強化・育成面からレース運営、さらにはスポーツの面からのみならず、自転車文化面などから一般社会でも参考になることが多くあると思います。ぜひともこの活動にご注目とご声援のほど何卒、よろしくお願い申し上げます」とコメントしている。

遠征日程は、7月16日から20日までツール・ド・ブルターニュ女子レース、そして7月22日から26日までツール・ド・リムザン女子レースに参戦する予定。
《編集部》
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