ツール・ド・フランスは7月16日に第12ステージを行い、イタリアのリナルド・ノチェンティーニ(31=AG2R)が6日連続でマイヨジョーヌを守った。この日は序盤から7選手が第1集団を形成し、ステージ勝利のためにゴールを目指した。こういった平坦ステージでは、有力スプリンターを擁するチームが勝利する確率の高い集団スプリントに持ち込もうと、先行集団を追撃するが、この日は第1集団の逃げを容認。そのためマイヨジョーヌを守るためにAG2R勢が集団の先頭に立って追撃することに。そのおかげでノチェンティーニのマイヨジョーヌは守れたが、チームは体力を消耗する1日になった。
「難しかった。先行している7選手の中で総合成績の最もいいセレンセンの存在が不気味だった。チームメートが長い距離にもかかわらず追撃してくれたので、前日までの貯金を利して総合優勝を守ることができたのだが、明日は総合2位にいるコンタドールらのアスタナチームも一緒に追撃してくれることを望む」とノチェンティーニ。
《編集部》
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