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忌野さんの意思継ぐ三代目自転車名人

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 経済評論家の勝間和代が三代目自転車名人に選ばれ、その認定式が5月10日に東京都内の赤坂サカスで行われた。二代目自転車名人の俳優鶴見辰吾や、自転車ツーキニストというキーワードで知られる疋田智らも会場に駆けつけた。初代自転車名人で、2日に癌で永眠した忌野清
  •  経済評論家の勝間和代が三代目自転車名人に選ばれ、その認定式が5月10日に東京都内の赤坂サカスで行われた。二代目自転車名人の俳優鶴見辰吾や、自転車ツーキニストというキーワードで知られる疋田智らも会場に駆けつけた。初代自転車名人で、2日に癌で永眠した忌野清
 経済評論家の勝間和代が三代目自転車名人に選ばれ、その認定式が5月10日に東京都内の赤坂サカスで行われた。二代目自転車名人の俳優鶴見辰吾や、自転車ツーキニストというキーワードで知られる疋田智らも会場に駆けつけた。初代自転車名人で、2日に癌で永眠した忌野清志郎さんの黙とうも行われた。

 環境と健康に貢献する自転車を、カッコよく、安全に乗りこなしている著名人を「自転車名人」として自転車活用推進研究会が選出するもの。今回の認定式の冒頭では、忌野さんをしのぶセレモニーも行われた。
 ステージに設置された大型モニターに、二代目鶴見が選出された際に収録された忌野のビデオレターが流された。
 自転車ジャージを着てロードレーサーに乗った忌野さんが、「鶴見さん、二代目自転車名人おめでとうございます。自転車名人を楽しんでください。今度一緒に走りましょう」と楽しそうな笑顔を浮かべているというものだ。
 9日に告別式に参加した鶴見は、「結局一緒に走ることができなかった。生きているうちに、もっと積極的に誘ってばよかったと後悔している。自転車の素晴らしさをより多くの人たちに知ってもらえるように行動していくことで、忌野さんにも喜んでくださると思う」と語った。
 そして三代目勝間の認定式が行われた。勝間選出の理由は、3女の母でありつつ、執筆・講演をこなし、会計士や政府の政策メンバーなど多忙な日々を送る中で、日常の移動手段として自転車を選択し、その姿がさまざまなメディアに取り上げられ、たくさんの人に自転車の素晴らしさを広めたということだ。
 勝間は、「自転車は環境・健康・経済性もいい素晴らしい乗り物です。一人でも多くの人に忌野さんの意思を受け継いでいただきたいです」と笑顔で話した。(岡田由佳子)
 
《編集部》

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