MTBのW杯第2戦で山本は73位と苦戦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

MTBのW杯第2戦で山本は73位と苦戦

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 MTBのワールドカップシリーズ第2戦はドイツのオフェンブルクで4月26日に開催され、日本から参戦した山本幸平は73位、辻浦圭一は4周回遅れとなった。以下は山本のレポート。

 この日の天候は晴れで、コースもドライコンディション。空気が乾燥していて、日差しも強い。暑いくらいだった。
 スタートループ1周+7周回で争う40.6kmのレース。8列目に並んでスタートを待っていた。気持ちはワクワクしていたが、どこか集中がうまくできていないように感じていた。
 スタート音とともにレースが始まった! うまく反応できたが、やはり予想通りハチャメチャな混雑具合。うまく交わすことができずに失速してしまい、後退していった。ストップ&ゴーを繰り返す連続で1周目が終わった。まだまだ始まったばかりと思い踏み込んでいく。
 集団で走るがうまく順位を上げることができない。レース展開をイメージできないまま走り続けていた。追い込んではいるが、もっと追い込めると感じた。気持ちで抑えてしまっていた。ダメな部分が出てしまった。
 残り何周なのかも分からないままレースは進む。自転車のトラブルもあったが、
僕自身の気持ちの部分でもっとタフに強くならなければワールドカップでは上位に入れないと感じた。ラスト1周の鐘が聞こえた。もう?と少し感じた。まだまだ踏めると言い聞かせたし、次につながる走りをしなくてはと思い。ラスト1周は追い込み続けた。
 この感覚だ。常にギリギリのところで走る、この領域で走れる練習をしなくてはいけない。苦しいのは当たり前なのだ。目が覚めた! 最後は気持ちよくゴールできた。

 今回のレースで感じたこと。
 スタートの重要性、いかに1周目と2周目に前に行けるか。スピード強化もそうだが、もっと練習で心拍を上げて身体に刺激を与えることが必要。今までも練習はしていたが、もっともっと高い強度で行うことが必要と感じた。
 それを行うのは簡単ではないのは分かっている。うまく休養を取り入れなくては、
心拍は上がらない。練習でレースの時の緊張感を作ることは難しい。でもそれをイメージして走ること、そして最大に集中して行なわなければならない。
 あとは、自分自身に負けないこと! 結果はよくないし、まだまだ足りていないが、やることは明確に見えてきているし、それを実行したら結果も出ると思う。時間が必要だが、毎日が成長できる記念日なのだ!!
 少しずつではあるが成長しているので、これからも応援をよろしくお願いします。
《編集部》
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