北京五輪、自転車競技は9日の男子ロードで激闘開始 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

北京五輪、自転車競技は9日の男子ロードで激闘開始

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 第29回オリンピック北京大会が8月8日に開幕。9日には自転車競技の男子ロードレースが開催され、宮澤崇史・別府史之が出場する。2日前にコースを入念に試走した2選手は、前日も午前中にコースで最終調整を行った。

 今大会のロードコースは、北京市中心部の永定門前をスタート地点に、天安門や故宮博物院などの世界遺産エリアを走り抜け、北西方向におよそ80km行った先の万里の長城・居庸関から、1周23.8kmの周回コースを巡る設定だ。9日の男子はこの周回コースを7周回して総距離245.4km。10日女子は2周回で総距離150.2kmのレースとなる。

 最高標高地点は、観光スポットとして世界的に有名な万里の長城・八達嶺で、標高は650m。そこに至る道はかなりの急坂で終盤の勝負ごころになると予想される。標高差は全行程通しておよそ600m、周回コースのみではおよそ360mとなっている。

 晴れて周囲を見渡すことができれば、これぞまさに中国!といった光景が次から次に展開されるはずだ。レースは現地午前11時(日本時間12時)にスタートした。

●三浦恭資コーチのコメント
「コースはこれまでのオリンピックコースと比べるとそんなに難しくはないと思う。アップダウンがいくつもあるようなコースではなく、上って下るという単純な設定なのでスプリンターでもこなせるだろう。勾配もそれほどではないので、軽いギアも必要ないのでは。うまく逃げグループに乗れた場合や、ゴールスプリントになったときにいい位置をキープできれば、2人にもチャンスはあると思う。2人とも体調に問題はなく、集中力も高まってきているようだ」
《編集部》

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