NPO法人(申請中)サイクリスト国際交流協会は、「日本初のUCI公認女子プロチーム」2009年設立を目標とした「Ready Go JAPANプロジェクト」を本格開始する。
NPO法人(申請中)サイクリスト国際交流協会およびReady Go JAPANプロジェクトは、有望な女子選手中心に海外も視野に入れたレース活動・若手選手の育成・等を行い、次期オリンピックにおいて、相当の成績を収める事を念頭に置くと共に、「自転車を通した社会活動」に率先してチーム所属選手を参加させ、「グッドチャリズム宣言活動」や、自転車安全教室など関連イベントへスタッフとして選手を派遣し、自転車による事故を未然に防ぎ、安全に長く自転車を楽しむ事を啓蒙する。
今回、テスト遠征として、7月11日から13日まで岩手県でおこなわれた「2008みちのくステージレースinいわて」および7月17日から20日に開催「ツール・ド・ブルターニュ(Tour de Bretagne Feminin)」、7月24日から27日に開催「ツール・ド・リムザン(Tour Feminin en Limousin)」のフランス2ステージレースに「Ready Go JAPANパールイズミ」として参戦。7月29日に全日程を終えた選手・スタッフが、全員無事日本に帰国した。
「2008みちのくステージレースinいわて」では、第1ステージから1位を守った豊岡英子選手をはじめ、日本国内の先鋭の集まったなか上位を独占し続けたReady Go JAPANの選手は最終ステージまで健闘をみせ、豊岡選手が総合優勝を達成。 ツール・ド・ブルターニュでは、先導バイクに突っ込まれるというアクシデントにより豊岡選手が落車、左ひじを縫うケガでリタイヤ。ほかの選手は過酷な移動状況のなか、すべてのステージで完走を果たした。 ツール・ド・リムザンでは、北京五輪のロードレース女子日本代表選手である沖美穂選手(メニキーニ・セライタリア・マスターカラー)も出場、総合14位でフィニッシュを果たす素晴らしい走りを見せた。なかでも第4ステージでは、トップに1分45秒差の5位でゴールし、8月10日の五輪ロードレース本番へ順調な仕上がりをアピール。彼女の果敢な走りにReady Go JAPANチームの選手たちも良い刺激を受け、全ステージで完走した。