6月1日に開催された「全日本自転車競技選手権ロードレース」を制した野寺秀徳の所属チーム、スキル・シマノがレースレポートを掲載した。同チームをサポートするOCNのブログサイトで閲覧できる。
【野寺選手のコメント】
この全日本選手権。我がチームで、必ず勝利をつかみ取らなくてはいけないという使命感を持ちレースに臨みました。
レースは200kmと長く、オリンピックを前にした選考レースということもあり、いつも以上に緊迫感のあるスタートとなりました。レースは、チームとしてピンチと感じる場面もありましたが、それを打破する状況を作ろうと、チーム一丸となって走った結果、ピンチは逆に有利な方向へと向かったように感じます。
レース後半、私が勝ちにいかなくてはならない状況になったとき、本当に大きな重圧を感じました。大きな期待がおしかかり押しつぶされそうになりましたが、それに耐え抜く力をくれたのも、また期待して応援してくれた多くの人々の声であったことは間違いありません。
チーム全員で目指し、チームでつかみ取ったこの勝利。私にとって、生涯忘れられない大きな喜びに満ちた勝利となりました。
会場に来て応援してくださったみなさん。会場に来られなくてもレースの行方を気にかけていただいたみなさん。素晴らしいレースはみなさんの手によって作り出されたものです。
これからも、選手の応援をよろしくお願いします。そして、もしチャンスがあればまた会場に足を運んでください。
本当にありがとうございました。
《編集部》
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