自転車パーツメーカーのシマノが主催する「シマノサイクルアカデミー」が3月20日に大阪府南河内郡で開催され、同レーシングチームに所属するプロ選手らが講師役となって一般の自転車愛好家に自転車の楽しみ方などを指導した。
以下は同社からのレポート。
当日は朝からあいにくの雨となりましたが、予定していた講習内容を少し変更して、今年の1回目となるサイクルアカデミーを開催しました。
雨でも外で走りたいという参加者の気持ちに応えて、約半数の希望者は実走組とし、それ以外の参加者は室内での講義に内容を切り替えて講習会がスタート。
この日、講師を予定していた鈴木選手と飯野選手は体調不良のため残念ながら欠席となり、急遽、昨年までスキル・シマノの選手であった大内氏（現在はシマノに勤務）がピンチヒッターとして参加。頼もしい助っ人を含めた講師4人で指導に取り組みました。
実走組はまずフォームチェックを行い、その後、走行練習に。
フォームチェックでは、固定式ローラーに各自の自転車をセッティングし、乗車した状態を見ながら、フォームやポジションについてマンツーマンでアドバイスするため、参加者も気になる点など講師に質問しやすく、実のあるものになったと思います。
いざ走りに行く頃には雨も止んで一安心でした。
一方、室内講習では、トレーニング方法や効率の良いペダリング、また選手が実際飲んでいるプロテインを試飲してもらったりと栄養関係についても学んだ後、実走組と同じくフォームチェックを行いました。
最後は全員揃った状態で質疑応答。皆さん積極的に色々と質問していました。
このようなイベントは、一般サイクリストの要望など含めた生の声が聞ける貴重な機会でもあるため、今後もできる限り続けていきたいと思います。
《編集部》
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