女優・北川えり（32）が3月2日に千葉県館山市で開催されたサイクリングイベント「菜の花サイクリング」に参加。片山右京がプロデュースした女性だけの自転車チーム「チームエレファント」のメンバーとともに、距離60kmを走破した。
この日は天候にも恵まれて最高のサイクリング日和。スタート・ゴール地点のJR館山駅前に集まった参加者は総勢260人。そんな中で、ピンク色を基調とした自転車ウェアに身を包んだチームエレファントの女性陣は、春の訪れを感じさせる大会の「花」となった。
スタート前の開会式ではレーシングドライバーの片山右京（44）と日本人プロとして唯一ツール・ド・フランスに出場した今中大介（44）がステージに登壇。突然訪れた2人のスターに集まった参加者たちからは大きな拍手があがった。
午前9時半になると10人ほどのグループに分かれてゆっくりと出発した。コース後半は太平洋岸を走るもので、潮風に乗って春の訪れを感じることができる。通称「フラワーライン」は菜の花が満開を迎え、サイクリングの楽しさを一段と高めた。
休憩ポイントも多く、無理のないペースで走るこの大会は、初めてサイクリングに挑戦するひとでも安心して走行することができた。途中の休憩地点ではアイスクリームが特別割引で販売されるなど、味覚も満喫。
午後3時になると続々と参加者が館山駅に到着。互いに「お疲れさまでした」と言葉を交わし、無事に完走したよろこびを分かち合っていた。
チームエレファントのメンバーである北川は、この日の菜の花サイクリングをこう振り返った。
「走っていたらウォーキングしている人たちとすれ違って、お互い手を振ったり、声援を送っていました。菜の花が満開で、足に触れそうなくらいの近さでたくさん咲いているんです。東京はまだ寒いけれど、千葉はひとあし早い春。とてもあたたかい風を感じることができました。ふわふわした菜の花がとてもかわいくて、自転車シーズンの始まりを告げる最高のイベントでした」（岡田由佳子）
《編集部》
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