ブリヂストンサイクル株式会社が2月26日に六本木ヒルズで、3月15日に販売を開始する新製品と新サービスの発表を行った。新しく発表されたのは、日本初のサイクリングSNSにつなげるサイクルメーター「emeters（イーメーターズ）」と、アクティブなサイクルライフを好む20代、30代のカジュアルクロスバイク「MARiPOSA hom・curva・mini（マリポーサオム・カルバ・ミニ）」。
サイクルメーター「emeters」は“乗って楽しい、サイトでうれしい、地球に優しい”をコンセプトに自転車生活を豊かにするソフトをユーザーに提供する。
マリポーサの3種類の自転車は鉄のチェーンにかわってさびないゴム製の「スマートベルトドライブ」を採用しメンテナンスフリーで、軽く、早く走れる自転車だ。
今回、発表の中心となったイーメーターズは装着すると距離、時間、消費カロリー、日時、時刻が2段落で表示される。ボタン操作で走行距離や走行スピード、消費カロリーといった「走った成果」がリアルタイムでわかるようになっていて、誰にでも使いやすいシンプルな機能になっている。
基本モードはペダルを踏めば自動で計測開始し、走った分だけ計測する。またTTモードではタイムトライアル機能で一定区間のスピードを計測できるため、会社までの通勤時間をはかることができる。自転車通勤をするサラリーマンのことを考えて常に日時と時刻が表示されているところが今までのサイクルメーターと違う点だ。
さらに、USBをパソコンに接続すると自動でアップロードソフトが起動。データアップロードボタンをクリックするだけでパソコンに自動でデータ送信される。そして、「emeters WEB サイト」にマイページが作成され、走った成果をグラフで確認したり、他の自転車仲間の走りを確認し情報交換をすることができる。
サイト内にはマウスを棒グラフに寄せるとその日のデータが表示される機能も。Googleマップ上に自由にオリジナルのコースを作成し紹介できる。作成されたマップには高低差も表示される機能には驚きだ。
同社代表取締役は最初の挨拶で「環境にやさしく、生活に便利な自転車をたくさんの人に使ってほしい。環境にとっても、人々の生活にとっても意義の高い製品になった」と話した。
発表のゲストには『シャ乱Q』で作詞家でもあるまことさん（40）と、フリーアナウンサーで「はなまるマーケット」にレギュラー出演している富永美樹さん（38）が夫婦で招かれた。
富永さんは「カメラのある公の場所に夫婦で登場させていただくのは初めてです」と話した。2人は西湖で行われる「ブリヂストンサイクル杯日刊スポーツサイクルグランプリ」に夫婦で出場した話や、普段2人で行く自転車散歩の話などを楽しそうに話した。
まことさんは「自転車を楽しむ道へのパスポートとしてサイクルメーターを見てほしい。僕自身もこれからイーメーターズとともに自転車生活をさらに充実させていきたいと思う」と話した。
《編集部》
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