「地上で最も過酷なレース」と呼ばれるツール・ド・フランドルが4月8日にベルギーで行われ、イタリアのアレッサンドロ・バッラン（27＝ランプレ）がレフ・オスト（29＝プレディクトール）との一騎打ちを制して初優勝した。91回の歴史を持つこの大会でイタリア選手が優勝したのは10回目。国別の最多優勝は地元ベルギーの64回。
走行距離259km、後半に18の激坂が待ち構えるレースは、終盤まで激しいバトルが展開された。残り15kmからバッランがアタックすると、これに反応できたのはオストのみ。スプリント力に優るバッランはゴール勝負でオストを制してメジャー初優勝を遂げた。
《編集部》
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