サッカー日本代表は10月6日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、イラク代表と対戦する。この試合に招集されたDF酒井宏樹は、『海外組』では数少ない所属クラブで継続的に試合出場を果たしている選手だ。
今季からリーグ・アンのオリンピック・マルセイユに加入した酒井。フランスの名門クラブでレギュラーに定着した酒井には、右SBでの活躍が期待される。
「サイドバックには良い選手たちがいて、いろんなオプションがある。代表チームとしてそれをうまく駆使できるように、僕らはコンディションを調整していく。監督が(先発起用を)決めるのはふたりなので、そこは自分が出ようが出まいが監督の決断に対して納得している。その上で自分が出場したらチームが勝てるよう100パーセントやりたい」
初戦のUAE戦で敗れチームは苦境に立たされているが、逆境もポジティブにとらえシンプルに勝利だけを求めている。
「初戦でUAEに負けているので、良い意味でも悪い意味でも勝たないといけない。シンプルに来る相手に勝つ、来る相手に勝つというようにできている。そこは良いなと思うしかない。逆に良かったと。イラクには順位的に追われているし勝つしかない。シンプルに結果を求めるスタンスができている」
《岩藤健》
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