平野美宇が世界2位の王芸迪に衝撃ストレート　早田ひなに続く連勝、最強日本が中国撃破に王手【世界卓球】

韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は24日、決勝が行われている。日本女子は中国と対戦し、2－1となっている。

■早田が東京五輪金を撃破

日本は53年ぶりの金メダルに向けて、張本美和、早田ひな、平野美宇の布陣で挑んだ。1番手の張本美は孫穎莎に敗れるも、2番手の早田がは陳夢から初勝利を挙げた。

3番手の平野は王芸迪との戦い。序盤は早い仕掛けが目立ち、バックやスピンの利いたサービスからの3球目攻撃で得点を重ねる。その後は王芸迪との一進一退の攻防のなかゲームポイントを先に奪った平野が11－8で先手を取る。

第2ゲームは互角の入りのなか、王芸迪も甘いボールを逃さない。しかし、平野も強気のチキータや巻き込みサーブで7－6と押し返し、たまらず王芸迪がタイムアウト。王芸迪の反撃にもあったなか、平野はデュースにもつれ込む展開を13－11でものにする。

第3ゲームは王芸迪が中盤にリードする展開に。しかし、平野も粘り強く対応し、試合は終盤へ。デュースにもつれた試合を制したのは平野。衝撃のストレート勝ちで早田に続き勝利を収めた。

53年ぶりの金メダルへ王手をかけた。4番手には早田が出場する。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）