【MLB】ライブBP初登板の上沢直之に高評価 公式サイト「観客を魅了し、称賛も浴びた」 投手コーチ「本当にエキサイティング」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ライブBP初登板の上沢直之に高評価 公式サイト「観客を魅了し、称賛も浴びた」 投手コーチ「本当にエキサイティング」

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【MLB】ライブBP初登板の上沢直之に高評価 公式サイト「観客を魅了し、称賛も浴びた」 投手コーチ「本当にエキサイティング」
  • 【MLB】ライブBP初登板の上沢直之に高評価 公式サイト「観客を魅了し、称賛も浴びた」 投手コーチ「本当にエキサイティング」

レイズとマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加している上沢直之投手が23日(日本時間24日)、初めてのライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、関係者から高評価を得た。MLB公式サイトや米地元紙などが伝えている。

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■ストレートの平均球速は146キロ

米フロリダ州・ポートシャーロットでのキャンプに参加している上沢が、初のライブBPに登場。地元紙『Tampa Bay Times』によると、上沢の投球を見るために選手やコーチ、フロント関係者がケージ裏に集まり、報道陣が一斉にカメラを向けたという。

そんな状況に「少し緊張した」という上沢。立ち上がりこそ安打性の当たりを許したが、カイル・スナイダー投手コーチが「最初の数球で緊張も解けて、うまく慣れたようだ」と話したように、すぐにリズムをつかんだ。

この日の投球について、MLB公式サイトは「ウワサワは打者との初対戦で観客を魅了し、称賛も浴びた」との見出しを掲げ、「彼はキャリアの中で多くの三振を奪ってきたわけではないが、30球ほど投げて7、8回空振りさせた」と伝えた。

また、同投手コーチは「ストレートの平均速度は91マイル(146キロ)で、日本時代より速いと思う。素晴らしかった。私は彼が初めて打者に向かって投げるのを見て、本当にエキサイティングした。その興奮を彼にも伝えた」と話し、続けて「(ストライクが多いので)見ていて楽しいよ」と笑った。

■適応進み「MLB公式球も苦にせず」

先述の『Tampa Bay Times』は「ウワサワはMLB公式球を苦にしていない」と記した上で、この日初めて装着した「ピッチコム(サイン伝達機器)」や、中4日の登板間隔に慣れるにはもう少し時間が必要だと指摘した。

それでもメジャーへの適応はスムーズに進んでいるようで、同投手コーチは「ここに来て10日足らずだが、迅速に多くの調整をこなしていることに感銘を受けている。(基本的なことには)対応できているので、配球など戦略的なアドバイスを贈ることも可能になっている」とし、すでに次の段階に進んでいることを明かした。

上沢も「スナイダー・コーチから様々なアドバイスをもらった。それに取り組んでいるし、新シーズンへ向けての準備も整えている」と気合十分。

今後は中4日を見据えてのオープン戦登板もあるはず。そこで結果を出せば、メジャー昇格と先発ローテーション入りが現実的なものになる。マイナーからの下剋上を果たせるか、注目だ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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