【MLB】パドレス松井裕樹、3者連続三振の鮮烈デビュー 決め球スライダーをスプリットと間違える人が続出 ド軍選手も「エグかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】パドレス松井裕樹、3者連続三振の鮮烈デビュー 決め球スライダーをスプリットと間違える人が続出 ド軍選手も「エグかった」

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【MLB】パドレス松井裕樹、3者連続三振の鮮烈デビュー 決め球スライダーをスプリットと間違える人が続出 ド軍選手も「エグかった」
  • 【MLB】パドレス松井裕樹、3者連続三振の鮮烈デビュー 決め球スライダーをスプリットと間違える人が続出 ド軍選手も「エグかった」

東北楽天ゴールデンイーグルスからFAでパドレスに加入した松井裕樹投手が22日(日本時間23日)、ドジャースとのオープン戦に登板。1回を3者連続空振り三振に切って取り、最高の“メジャーデビュー”を飾った。試合は14-1でドジャースが大勝。米複数メディアが伝えている。

◆【実際の動画】スライダーがキレキレ!松井裕樹、圧巻の3者連続三振デビューに場内からも大歓声

■初登板は「かなり緊張していた」

松井は開幕カードで当たるドジャース相手に圧巻の投球を見せた。0-8で迎えた3回に5番手で登板すると、まずは先頭ギャビン・ラックス内野手を1ボール2ストライクと追い込んでからスライダーで空振り三振に仕留めた。続くクリス・オーイングス内野手、8番アンディ・パヘス外野手もスライダーで空振り三振に切って取り、衝撃の3者連続三振でデビュー戦を飾った。

決め球となったスライダーは切れ味抜群で、ストレートの最速も93マイル(約150キロ)を記録するなど勢いのあるボールを投げ込んだ。また、12球のうちボールはわずか2球で、制球力も光った。

松井は試合後、「登板前はかなり緊張していたのは確か。しかし、(4番手で登板した)ジェレミア・エストラーダ投手、彼が私の前で本当にいいピッチングをしていたので、それが私に自信を与えてくれた」と振り返った。

■「ストレートも伸びがあった」

また、三振を喫したラックスは松井について「かなり良いスプリットを投げてきた。エグかったよ。ストレートも伸びがあったね。今回対戦した限り、かなり良い投手だと思う」と称賛した。

ラックスはキレのある落差の大きいスライダーをスプリットと思ったようで、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も「マツイのえげつないスプリッター」とつづり、実際に三振を奪ったシーンの動画とともに投稿していた。

この好内容に米地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』は、「マツイが輝きを放った」と称えると、MLB公式サイトも「マツイが3者連続三振」との見出しを掲げ、「マイク・シルト監督が選択したブルペン(エストラーダや松井)は印象的な結果を残した」と評価した。

この試合、パドレスは先発したジョー・マスグローブ投手が1アウトも取れずにマウンドを降りるなど投壊し、1-14で敗れた。「結果はでき過ぎ」と謙虚に話した松井だったが、大敗したチームの中で数少ない光明となった。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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