ジョコビッチが全豪2回戦で敗退、117位のイストミンが大波乱を起こす | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ジョコビッチが全豪2回戦で敗退、117位のイストミンが大波乱を起こす

スポーツ 短信
ノバク・ジョコビッチ 参考画像(2017年1月19日)
  • ノバク・ジョコビッチ 参考画像(2017年1月19日)
テニスの全豪オープンで1月19日に男子シングルス2回戦が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチが世界ランク117位のデニス・イストミンに6-7、7-5、6-2、6-7、4-6で敗れた。

荒れる全豪で大会4日目に大波乱が起こった。過去6度の優勝を誇るジョコビッチが、前半からミスを頻発して追い詰められていく。第1セットを落としたあと第2セット、第3セットを取り返すもプレーが目覚ましく向上したわけではなかった。

第4セットをタイブレークで落として最終セットにもつれると、先にブレークを許し取り返すことができず敗れた。


テニスファンからは予想だにしない結果に興奮する、「フルセットになっても最後はジョコビッチが勝つと思って見てた」「ジョコビッチの調子が悪かったのもあるけどイストミンが素晴らしかった」「今日のイストミンは神がかってた」「まさか、まさかと思って見てるうちにイストミンが勝った」「ワイルドカードで上がってきたイストミンが大大金星!」「イストミンやりやがったぁーーーーーー!!!!!!」などの声が寄せられている。

2008年のウィンブルドン以来、9年ぶりにグランドスラムの3回戦に進めなかったジョコビッチは試合後、「デニスは驚くべきプレーをした。彼は勝利にふさわしい。大事な場面で彼のほうが良かった。非常にアグレッシブでサーブも良く、僕にできることはそれほど多くなかった」と勝者を称えている。


オンコートインタビューで「サプライズですね」と話を振られたイストミンは、「ごめんよ、ノバク。今日は良いプレーができたんだ」と話して大歓声を浴びていた。

「今日の私は自分自身さえ驚かせました。チームに感謝したいです、良い仕事をしてくれました」

第3セットから足にけいれんがあったと話すイストミンだが、それを感じさせないパフォーマンスで大金星をつかんだ。
《岩藤健》

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