2015年ツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションが、2014年10月22日にフランス・パリで約4000人以上のゲスト・観客を集めて開催された。
第102回大会となる2015年のコースは伝統を踏襲しながらも、新たな試みが盛り込まれている。
個人タイムトライアルはオランダ・ユトレヒトの第1ステージのみで、距離はわずか14km。これは1947年以来最も短い。
序盤はクラシックレースのようなコースが組み込まれ、第3ステージはフレッシュ・ワロンヌのゴール地点として有名な激坂、ユイの壁(ミュール・ド・ユイ)を上る。続く第4ステージは、2014年大会同様パリ~ルーベの石畳が7区間計約13km含まれている。
その後、ツールはフランス北西部のノルマンディー地方、ブルターニュ地方へと渡り、第8ステージでは激坂ミュール・ド・ブルターニュが現れる。
第9ステージは、総合争いに向けて重要な28kmのチームタイムトライアルが待ち受けている。
第2週の第10~13ステージはピレネーでの山岳3連戦、最終週はアルプス決戦となり、第20ステージのラルプデュエズの山頂ゴールが最後の勝負どころとなる。
頂上ゴールは5ステージで、タイムトライアルの距離も少ないことから、クライマーに有利なツールとの見方が強まっている。
2015ツール・ド・フランス(7月4~26日)
全長3344km
平坦ステージ 9
中級山岳ステージ 3
山岳ステージ 7(うち頂上ゴール 5)
個人タイムトライアル 1
チームタイムトライアル 1
休息日 2
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