自転車ツーキニスト NPO法人自転車活用推進研究会理事
春であります。ようやくやってきた自転車の季節。息が凍って、指先がかじかむ季節ももう終わり、自転車にとって最高の季節がやってきた……とね。
相変わらず寒いですね。寒いとトイレが近くなりますね。尿意というヤツは、ところ構わずやってくるもので、自転車に乗ってる間も、容赦なく訪れる。人は尿意という悪友と一生付き合っていかなくてはならない生き物なのだ。なんて、ちょっと大げさ。
いやもう、皆さんご承知の通り、クリスマスイブはテレビも新聞も「ゲラゲラポー」だらけだった。私の長男(6)も次男(4)も「サンタさんには妖怪ウォッチを頼むんだ」「ぼくは零式」と、ふた月も前から言っていて、25日朝、歓喜の中、実際に手にした。
つくば市というのは、全国を見渡しても「まさにここだけ!」の未来都市であります。ただし、この光景、どうも自転車に関してだけは遅れていると言わざるを得ない。というか「惜しい!」の域を出ていない。
保育園児の息子が二人いるんで、週末に自転車の練習をしにいく。ところが、最近気づいたんだけど、いつも練習してた公園に「自転車の練習禁止」との注意看板が掲げられているのだ。
“プチ故郷”つって、いま勝手に名付けてみたんだけど、たとえば、大学の教養時代2年間だけ住んでいたとこ、とか、ほんの3年程度、単身赴任でいたところ、とかね。
ちょっと早い帰省客も乗る、8月アタマの東北新幹線でのこと。上野から乗り込む人々の中に「輪行男」がいた。年の頃、20代の前半あたりだろうか、困ったことに、この輪行男、例の「外すのは前輪だけ」スタイルで乗り込んできた。
自分の人生と自転車との関わりについて考えてみる。と、その背景に流れる音楽とは何か、に考えがいたる……。なーんてね。自転車って、音楽に喩えると何すかね。ただ単にそれが言いたいんすけど。
日本の子乗せ自転車ってのは、国際的に見ると少々独特であって、前に一人、後に一人をいわゆる“ママチャリスタイル”の自転車に乗せる形になる。最近は電動アシスト付きのものが多い。
2車線ある道路の路側寄り車線が左折車専用レーンとなっている場合、自転車はどこをどう走って交差点を直進したらいい? 道路交通法で自転車は原則車道が強調されながら、実際の道路状況は安全通行を確保するにはいたらず、いまだその過渡期にある。
小学校にお巡りさんがやってきて「交通安全教室」って、やることありますね。私の少年時代にもあった。今でもある。婦警さんの腹話術とか、なかなか心躍るイベント(?)だったりもしたんだけど、この交通教室で一番の眼目になるのが「自転車教育」である。
「真理ちゃん自転車」ってご存じですか。昭和40年代末頃にブリヂストン自転車がリリースした、正式名称「ドレミ真理ちゃん」。女の子用(幼児用)自転車なんだけど、男の子用の「ドレミ仮面ライダー」の対になる形でヒットした。