
第39回セントウルS(7日/GII、阪神芝1200m)には、京王杯スプリングCでレコードVのトウシンマカオ、同2着ママコチャ、北九州記念を2着し昨年同様のローテで臨むヨシノイースターなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ママコチャ」を取り上げる。
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■ママコチャ
希代のアイドルホースとして抜群の人気を誇った白の女王ことソダシの全妹となる同馬だが、気性の荒さこそ姉妹で似ているものの、その活用法は随分と違うとしか言いようがない。姉は気の荒さを負けん気へと変換し、GI3勝。妹である本馬は、気性の荒さをそのまま短距離志向に活かして初挑戦のGIを勝ち切ってしまった。非凡なスピードを備えていることは嘘偽りのなく、姉が偉大すぎるだけに比較されるのは少し可哀そうである。
2週前、1週前とCWコースで追い切られ、1週前には久しぶりに併せ馬の形で折り合い重視のメニューをこなせたことに好感しかなし。昨年2着時も、2週前、1週前がCWコース、最終追いが坂路と同様ではあるものの、昨年が3週全て一杯追いだったのに対して今年は馬なり、強め、馬なりで調整されており、素軽さは昨年以上。
【調教動画】2025年 セントウルステークス(ママコチャ)
寒さを苦手とするタイプで今時期は状態がいい。そこへきてフレッシュな久々というのは何よりだ。確かにGIでは勝ち切れておらず6歳秋を迎えるが、衰えなく状態万全とくれば前哨戦で崩れるシーンは考え難い。
総合評価「A」
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