
第39回セントウルS(7日/GII、阪神芝1200m)には、京王杯スプリングCでレコードVのトウシンマカオ、同2着ママコチャ、北九州記念を2着し昨年同様のローテで臨むヨシノイースターなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「テイエムスパーダ」を取り上げる。
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■テイエムスパーダ
まず、舞台が開幕週の馬場というのも同馬にとっては何よりのプラス。追ってどうこうというタイプではなく、基礎スピードの質で振り切れるかどうか、それが全て。そんな持ち味が最大限に削がれにくい馬場コンディションなのが今回の状況だ。直線1000メートルだった近2走とは勝手が違う、ワンターンの1200メートルにはなるが、あくまで本馬のポイントはスピードで振り切る形に持ち込めるかどうかだけ。
猛暑の時期に中4週とタイトでこそなかれ、決して楽なローテーションではない今回だが、それでも1週前に単走ながらCWコースで7F77秒6-5F64秒2-4F51秒1-3F37秒2-1F11秒7の快時計で元気一杯に動けている。まず体調に陰りのないことは明らかだ。
身のこなしに柔らかみも保てており、直前の真一文字の登坂ぶりを見ての通り、集中力も文句なし。夏の暑さにヘコたれることなくスピード全開で走れる状態に仕上がっている。人気落ちが見込まれ妙味あり、あとはゲートを決めて行くのみ。
総合評価「S」
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