【MLB】キング大本命ジャッジ、大谷翔平を超える今季最長アーチ 9号ソロはトラウトに並ぶ144メートル 同僚も「特別な選手」と称賛 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】キング大本命ジャッジ、大谷翔平を超える今季最長アーチ 9号ソロはトラウトに並ぶ144メートル 同僚も「特別な選手」と称賛

スポーツ 短信
【MLB】キング大本命ジャッジ、大谷翔平を超える今季最長アーチ 9号ソロはトラウトに並ぶ144メートル 同僚も「特別な選手」と称賛
  • 【MLB】キング大本命ジャッジ、大谷翔平を超える今季最長アーチ 9号ソロはトラウトに並ぶ144メートル 同僚も「特別な選手」と称賛

ヤンキースアーロン・ジャッジ外野手が9日(日本時間10日)、本拠地でのアストロズ戦に「2番中堅」で先発出場し、8回の第4打席で9号ソロを放った。この一発は飛距離473フィート(約144メートル)を記録し、今季のメジャーで最長タイとなった。3、4月は苦しんだが、本塁打王レースの大本命がいよいよ目を覚ました。

◆【実際の映像】アーロン・ジャッジ、“メジャー最長タイ”の今季9号 「あんなに飛ばせる選手はいない」と指揮官も脱帽

■ブーン監督「あんなに飛ばせる選手はいない」

2-4で迎えた8回1死無走者。ジャッジはアストロズ3番手ライアン・プレスリー投手の投じた内角チェンジアップを完璧に捉えた。グングン伸びた打球は、左中間スタンドの奥深くへ着弾。2戦連発の9号ソロは速度115.7マイル(約186キロ)、飛距離473フィート(約144メートル)という特大アーチだった。

MLB公式サイトによると、473フィートはエンゼルスのマイク・トラウト外野手が4月1日(同2日)のマーリンズ戦で放った3号ソロに並び、今季メジャー最長。3位はドジャースの大谷翔平投手が5日(同6日)のブレーブス戦で放った464フィート(約142メートル)の10号ソロだという。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は試合後、ジャッジの本塁打について「あんなに飛ばせる選手はいない。あのような本塁打が打てるのは、(ジャッジを除けば)あとは数名の選手だけだろう」と語った。

また、この日先発したマーカス・ストローマン投手も「彼は特別だ。本当に特別な選手だ。あれでまだ本調子ではないというんだから……」と称賛。同投手はブルージェイズに所属していた2017年9月30日のヤンキース戦でジャッジと対戦し、この時に496フィート(約151メートル)という超特大アーチを被弾していた。そのシーンを思い返し「覚えているよ。あれは俺のキャリアの中で一番飛ばされた打球だったからな。彼の中でも一番の飛距離だったはず。なかなか打球が落ち来ないな~と思って見ていたよ」と笑った。

■好調ヤンキース「この勢いを維持していく」

ジャッジは開幕から苦しみ、4月を終えた時点で打率.220、6本塁打だった。しかし、5月に入ると急速に改善。ここ7試合では打率.417、3本塁打、OPS1.475という数字を叩き出している。

チームは3-4で敗れ、連勝は5でストップ。それでも本拠地で戦った直近6試合は5勝1敗で乗り切り、ア・リーグで唯一25勝に届いている。

ジャッジは「我々は自分たちに自信を持ち始めている。この勢いを維持していくしかない。多くの選手にとって印象的な本拠地6試合だったと思う」と話し、自身の本塁打については「(映像を)まだ見ていない。そのうち見るよ」と素っ気なかった。

常にチームファーストで、自分のことに関しては口数が少ないジャッジ。本塁打王レースの大本命が、謙虚な姿勢とは裏腹にド派手な復調ぶりを披露した。

◆【実際の映像】アーロン・ジャッジ、“メジャー最長タイ”の今季9号 「あんなに飛ばせる選手はいない」と指揮官も脱帽

◆大谷翔平が凄すぎて……同僚“レジェンド”左腕カーショーも呆れ顔 3戦連発アーチと2盗塁に「もう理解できないよ」

◆大谷翔平が「打者専念」で見せる異次元のパフォーマンス 球団記録の“総塗りかえ”も視野に

《SPREAD》
page top