ドジャースは28日（日本時間29日）、ドジャースタジアムでカージナルスとの本拠地開幕戦に臨み、7－1で快勝した。大谷翔平投手は「2番DH」で先発出場し、3打数2安打、1四球1得点で勝利に貢献。
ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手にも本塁打が飛び出すなど、MVPトリオの威力を改めて見せつけた一戦となった。
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■公式「本拠地開幕戦で期待に応えた」
「1番遊撃」ベッツ、「2番DH」大谷、「3番一塁」フリーマンというMVPトリオで形成する上位打線の破壊力は、やはりすごかった。
この日は、ベッツが本塁打を含む2打数1安打1打点、2四球3得点。大谷が3打数2安打、1四球1得点。フリーマンも本塁打を含む3打数2安打3打点、1四球2得点。結局、この「BIG3」で8打数5安打4打点、4四球6得点をマーク。打線をけん引し、7－1の勝利に貢献した。
この活躍にMLB公式サイトも「ドジャースのMVP3人がホーム開幕戦で期待に応えた」と称賛。「韓国での2試合ではベッツ、フリーマン、オオタニは、それぞれ個々で輝かしい瞬間を手にした。しかし、カージナルスを下した本拠地開幕戦では、彼らが1つにまとまれば、メジャー史上もっとも怖いトリオになることを示した」と指摘。上位3人で畳みかける攻撃が相手の脅威になると伝えた。
デーブ・ロバーツ監督も試合後、「どんな議論においても、彼らが野球界で最高の打者だと主張することができる。メジャー全体でトップ10の打者を数えた時、そのうちの3人が我々のラインナップにいるというのは幸運だ。彼らを見た時、私が最初に思い浮かぶ言葉は“威圧的”だ」と話し、笑顔を見せた。
■フリーマンは“全員野球”を強調
ただ、選手たちは冷静そのもの。フリーマンは「まだシーズンの3試合目。（我々3人が）得点を挙げたり、走者を返したり、安打を打ったりするのが良いことなのは確か。皆がそこをクローズアップすることも理解できる。でも、ウィル・スミス捕手やマックス・マンシー内野手らラインナップ全員が貢献してくれた。上位3人だけで得点を挙げたわけではない」とし、チーム一丸を強調した。
ベッツも「我々は球場に来て、仕事をしている。楽しんでゲームをしているようなもの。外部からは多くの期待があると思うが、チーム内では私もフレディもオオタニも、そしてラインナップの下に至るまで、誰もが自分にできること以上のことをやろうとはしていない。自分の仕事をしっかりやるだけだ」と自身の思いを口にした。
水原一平元通訳の解雇に至った違法賭博問題や韓国遠征というイレギュラーな開幕などが重なり、同監督は「これまでで一番困難な春だった」と振り返ったが、常勝軍団は今季も力強くスタートを切った。
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（SPREAD編集部）
