ドジャースとパドレスはすでに韓国で開幕を迎えたが、その他の球団も28日（日本時間29日）に今季初戦を戦う。本格開幕を前日に控えた27日（同28日）、MLB公式サイトは各地区の優勝争いを展望し、最終的にワールドシリーズを制するチームの名前を挙げた。
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■有識者88人が投票「ナ西地区は満場一致」
いよいよ2024年シーズンの戦いが本格的に幕を開ける。ワールドシリーズまで長い道のりとなるが、MLB公式サイトは有識者88人による投票を実施し、各地区優勝争い、ワイルドカード、リーグ王者、ワールドシリーズ（WS）の行方を予想した。
その結果、ア・リーグ東地区はオリオールズが優勝し、同中地区はツインズ、同西地区はアストロズが制するとした。また、同リーグのワイルドカードはヤンキース、レンジャーズ、マリナーズが手にし、ポストシーズンに進出すると予想。
同様にナ・リーグは東地区ブレーブス、中地区カブス、西地区はドジャースを優勝チームに挙げた。同リーグのワイルドカードはフィリーズ、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツとした。
同サイトは、大谷翔平投手と山本由伸投手が所属するドジャースについて「ほぼ満場一致の選出で地区優勝を果たすと予想された。ドジャースの打線はおそらくMLB最高であり、歴史的なトリオ（大谷、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手）がいる。ただ、このチームは完璧ではない。内野陣の守備と先発投手陣には疑問が残る。それでも再び3ケタ勝利を積み上げる準備はできている」と評した。
■「WSを制覇するのはオリオールズ」
同サイトはプレーオフの激闘を経て、オリオールズがア・リーグ王者となり、ドジャースがナ・リーグ王者になると予想。「ショウヘイ・オオタニが初めてポストシーズンでプレーし、ワールドシリーズに進出することになる」と主張。ただ、ワールドシリーズでドジャースはオリオールズに敗れ、あと一歩で世界一を逃すと見立て、大谷のドジャース1年目は頂点に届かないとした。
オリオールズが王者になれば1983年以来。当時はカル・リプケンJr.やエディ・マレー、ジム・パーマーといった伝説の選手たちが名を連ねていた。オリオールズが再び黄金期を迎えるのだろうか。今季も熱戦に期待したい。
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（SPREAD編集部）
