MVPは侍ジャパンの新監督・稲葉篤紀…サントリードリームマッチ2017 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

MVPは侍ジャパンの新監督・稲葉篤紀…サントリードリームマッチ2017

スポーツ 短信
MVPの稲葉篤紀(中央)、ビーム賞の鈴木尚広(左)と敢闘賞の鉄平(右)
  • MVPの稲葉篤紀(中央)、ビーム賞の鈴木尚広(左)と敢闘賞の鉄平(右)
  • MVPの稲葉篤紀(中央)、ビーム賞の鈴木尚広(左)と敢闘賞の鉄平(右)
  • 試合前に意気込みを語る稲葉篤紀
  • モルツ球団の張本勲(左)と山本浩二(右)
  • モルツ球団の川藤幸三
  • モルツ球団のランディ・バース
  • MVPの稲葉篤紀
  • 試合前セレモニー
「サントリードリームマッチ2017」が8月7日に東京ドームで行われ、山本浩二監督率いるザ・プレミアム・モルツ球団と田尾安志監督率いるドリーム・ヒーローズが対戦。夢の球宴はモルツ球団が5-4で勝利した。

MVPに選出されたのは、野球日本代表・侍ジャパンの監督に就任したばかりの稲葉篤紀。試合前に「一年に一回の機会。僕らしい全力プレーで楽しみたい」「ケガしない程度に」と語っていた通り、投打で躍動した。

試合前に全力プレーを誓う稲葉篤紀

稲葉はモルツ球団の3番・中堅で先発出場すると、5回に同点となる貴重な適時打を放ち、投げては6回に登板し、キレのある球を投げ込み球場を沸かせた。

また、ドリーム・ヒーローズが6番手として佐野滋紀をマウンドへ送ると球場は大歓声に包まれる。振りかぶる際に帽子を飛ばしてピッカリ頭を見せる恒例の“ピッカリ投法”を何度も披露し、まぶしさで打者を幻惑した。

その後、佐野の球を受けていた捕手の小田幸平がピッカリ頭を披露すると、モルツ球団の代打で和田一浩が登場。佐野がコントロールミスした球を球審がストライクとコールすると、和田はヘルメットをはずして球審に猛抗議。収集のつかない事態に、球審や塁審も帽子を脱いで参戦しピッカリ頭が計5人に。恒例となっているピッカリ劇場がさらなる展開を見せ、球場は爆笑の渦に包まれた。

その他にも、初参戦となった足のスペシャリスト・鈴木尚広が期待通りに盗塁を決め、2回目の出場となる鉄平が見事なソロ本塁打をライトスタンドにたたき込むなど見どころが満載。往年のスターたちのプレーに、球場につめかけた多くのファンが酔いしれた。

現役時代を彷彿とさせる鋭いライト前ヒットを放った張本勲(左)と談笑する山本浩二
《浜田哲男》

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