2016年を首位で終えたレアル・マドリード、優勝を期待する声にOBは慎重論 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

2016年を首位で終えたレアル・マドリード、優勝を期待する声にOBは慎重論

スポーツ 短信
レアル・マドリード(2016年12月7日)
  • レアル・マドリード(2016年12月7日)
第16節が終了し、1月上旬の再開までしばし間が空くリーガ・エスパニョーラ。ここまでの首位はレアル・マドリードで、2位にはFCバルセロナがつけている。

12月に行われたFIFAクラブワールドカップでも優勝し、さすがの勝負強さを見せたレアル。2016年を首位で終えたことにより、久々のリーグタイトル奪還を期待する声が高まっている。しかし、現役時代にレアルでプレーしたイバン・カンポ氏は、「まだ優勝が決まったわけじゃない」と慎重だ。

「いまはまだ12月だ。あと5ヶ月残っている。『1月の山』こそが最も厳しい部分だ。シーズン最後の2ヶ月間も国際試合やコパ・デル・レイやチャンピオンズリーグを並行して戦わなければならない。その時期にはどのチームも苦しむものだ」

強いチームになればなるほどシーズン終盤には日程がタイトになる。リーグ戦とカップ戦のほか、レアルの場合はUEFAチャンピオンズリーグ連覇もかかっている。代表戦での負傷も可能性として考えなければならない。

「バルセロナが追いつくことも考えられる。バルセロナが首位にいても、レアルが追いついて優勝したこともある。リーガ優勝が決まったと言ってしまうには、まだまだ先は長すぎる」
《岩藤健》

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