FIFA会長選はインファンティーノ氏が当選、W杯出場枠の拡大を公約 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

FIFA会長選はインファンティーノ氏が当選、W杯出場枠の拡大を公約

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ジャンニ・インファンティーノ氏がFIFA会長に(2016年2月26日)
  • ジャンニ・インファンティーノ氏がFIFA会長に(2016年2月26日)
国際サッカー連盟(FIFA)は2月26日、スイス・チューリッヒで臨時総会を開き、次期会長選で欧州サッカー連盟(UEFA)のジャンニ・インファンティーノ事務局長を選出した。

今回の選挙は一連の汚職問題で辞意を表明した、ゼップ・ブラッター会長の後任を決めるもの。当初はミシェル・プラティニUEFA会長も出馬を検討していたが、ブラッター会長との間に不透明な金銭授受疑惑が持ち上がったことにより断念した。

インファンティーノ氏は2回目の投票で過半数を超える115票を獲得。他の4候補を抑え、FIFA会長選で初当選を果たした。弁護士でもあり2009年からUEFA事務局長を務めるインファンティーノ氏、今回の選挙には新進国でのサッカー普及を理由に、ワールドカップ(W杯)の出場国を現在の32カ国から40カ国に拡大する公約を掲げ臨んでいた。任期は2019年までとなる。

果たして汚職問題に揺れるFIFAを改革できるか、その手腕が注目される。
《岩藤健》

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