リバプールのユルゲン・クロップ監督は、一部メディアが報じたスティーブン・ジェラードの古巣復帰について否定した。『BBC』や『Sky Sports』が伝えている。
ジェラードは1998年から昨シーズンまでリバプール一筋でプレーし、同クラブの象徴的な存在として長く活躍した。今シーズンからは米国メジャーリーグサッカー（MLS）のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍し、新天地での挑戦を始めていた。
クロップ監督とジェラードは復帰に向け電話会談を行ったと伝えられた。だが、この報道をクロップ監督は「MLSがシーズンオフになる間、ロサンゼルスでの来季に備えトレーニングしたいなら、リバプールの施設を使っても構わないと言ったことはある。だが公式戦の出場について話したことはない。それ以上のことは何もない。彼から公式戦でプレーしたいと言われたことはないし、私としてもそれについて考えたことがない」と否定した。
ジェラード復帰説の否定にファンは、「もう一度アンフィールドで選手としてのジェラード見たかったな」「いまだにジェラード不在のリバプールに慣れない」「朝の報道で見事に踊らされてしまった」と落胆していた。
《岩藤健》
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