バーミンガムに2点リードされ前半を折り返す苦しい展開となったレスター。しかし後半から攻勢を強め、31分にダニー・ドリンクウォーターのゴールで同点に追いつく。
勢いに乗るレスターは後半38分、右サイドを突破したリハド・マハレズから、岡崎にクロスが通る。「狙い通り自分のところにきた」というボールに岡崎が飛び込み、ダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。
「サポーターも来ているし、何か残したいという思いがあった。逆転ゴールだったし、それは一番大事だったと思う」
このゴールにレスターのクラウディオ・ラニエリ監督も、岡崎のコンディションは上がっていると話した。
「岡崎のプレーはこれまでの試合よりも格段に良くなった。彼は準備が良くできているし、気持ちの面もよくなっている。開幕に向けての準備もできた。彼は私にとって非常に重要な選手だ。ゴールはストライカーにとって格別なもの。岡崎に気分良くいてもらうことは、我々にとって非常に重要だ」
ドイツ・ブンデスリーガで2年連続2桁得点。自らのプレーで憧れのプレミアリーグ移籍を手繰り寄せた岡崎。現地メディアではベンチ要員からのスタートと予想されているが、新天地での試行錯誤を岡崎は楽しんでいる。
「1点取ったくらいで何かがいきなり変わるということはない。それでもスタッフ陣は自分の特徴を分かっているし、チームメイトも自分が欲しい場所を探してくれるので、練習からそういうことをやっていくのはすごく楽しい。こういうのが自分には向いてるのかなと思う」
