羽生結弦、「僕に輸血が必要な感じ」と多忙ぶり話す…いのちと献血の大切さを考えるイベント | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

羽生結弦、「僕に輸血が必要な感じ」と多忙ぶり話す…いのちと献血の大切さを考えるイベント

イベント 文化
「羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切さを考えるイベント」が開催
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厚生労働省、日本赤十字社の主催による「羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切さを考えるイベント」が6月1日、東京都内で行われた。

同イベントでは、6月14日に控えた世界献血者デーの紹介や、献血によって助けられた人の手紙の朗読、フィギュア選手の羽入結弦さんらゲスト登壇者による献血についてのトークショーが行われた。


日本赤十字社血液事業本部の日野学さんは世界献血者デーについて、「血液という"いのちを救う贈り物"をくれる献血者に感謝し、血液製剤を必要とする患者のために献血が欠かせないことを知ってもらう日」と説明する。

「今年は、"ありがとう、いのちを救ってくれて。"をテーマに掲げ、より多くの人々に自発的で定期的な献血に協力して頂くように呼びかけていきます」と続けた。

なお、世界保健機関は、現在国内の血液製剤を献血でまかなえている国は62カ国にとどまっているが、2020年までにすべての国で献血によって血液製造をまかなうという目標を掲げている。

献血が必要な人は1日に3000人、そのために献血をしてくれる人は1万3000人いるという。日野さんは、「しかし、10~30代の若い輸血が減少傾向にあります。そういった状況からも若い世代の献血を推進する活動も行っています」と若年層の献血を呼びかけた。

羽生さんは、「大学が忙しく、昨夜も課題で4時間ほどしか寝れませんでした…。いま、僕に輸血が必要な感じです」と挨拶し、会場の笑いを誘う。

「献血という活動は身体の一部、血というものを分ける活動ですが、『心、精神』を支えられる活動でもあります。ニュースで取り上げられるような、暴力を受けている人、川に溺れている人を助けた、というように目に見えて誰かを助けたという感覚は得られないかもしれません。しかし、献血は心にも左右する、とても重要な活動であると思います」と献血の大切さについて訴えた。



【やわらかスポーツCYCLE】
《大日方航》

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