2015年ツアー・ダウンアンダー、総合1、2位を独占するBMCレーシングの2人、ローハン・デニスとカデル・エバンスは第4ステージのゴール前の集団落車にも巻き込まれることなく、順位を守った。
首位のオーカージャージに再び袖を通したデニスは「荒れた1日だったね。ちょっと緊張感があった。でも、チームは最高だった。よくまとまって走り、緊張が高まったときは僕をトラブルから遠ざけてくれた。完璧な守りだったよ」とチームメイトに感謝した。
24日の第5ステージは、総合優勝をかけた最後の決戦。ウィランガ・ヒルの頂上ゴールが待ち構える。デニスは引退目前のエバンスと、2人のオーストラリア人で表彰台を分け合いたいと語る。
「僕たちの目標は、カデルと僕が1位、2位で表彰台に上がることだ。明確なエースはいない。チーム総合優勝も獲りたいんだ。自転車レースでひとつ言えるのは、すべてを獲得するためにはあらゆるリスクを冒さなければいけないということだ。リスキーだけど、明らかに可能だ。カデルの調子と僕の調子、そしてこのチームがあればね」
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