SF作家・平井和正さん死去、代表作『ウルフガイ』『幻魔大戦』シリーズなどで知られる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

SF作家・平井和正さん死去、代表作『ウルフガイ』『幻魔大戦』シリーズなどで知られる

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『8マン』や『ウルフガイ』シリーズ、『幻魔大戦』シリーズで知られたSF作家の平井和正さんが、17日に亡くなっていたことが分かった。

平井さんの公式サイトにて「かねてより病気療養中のところ、平成27年1月17日、76歳を以て、永眠いたしました。長年にわたって皆様より賜りましたご厚情に心より感謝致します」と発表された。

平井さんは1960年代に作家デビュー。アニメ化もされた漫画『8マン』の原作や、石ノ森章太郎氏を作画に迎えた漫画『幻魔大戦』、映画化もされた『ウルフガイ』シリーズなどで知られる。

超能力に目覚めた高校生・東丈を主人公に、彼が宇宙規模の戦いを繰り広げていく『幻魔大戦』は、パラレルワールドの概念を導入しながら数十年にわたりシリーズ作品が書き続けられる平井さんのライフワークとなった。

宗教や精神世界、前世を扱った作品はオカルトブームの醸成にも一役買い、当時を懐かしむファンの「ウルフガイは中高のときにはまった小説の一つ」「十代で強い影響を受けた作家の一人」「ウルフガイシリーズ、夢中になって読んでたよ子供のころ」「学生時代の好きな作家さん」「幻魔大戦好きだったなぁ」などのつぶやきが投稿されている。
《岩藤健》

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