【ジャパンカップ14】ファンが選手をおもてなし、オリジナルグッズで応援する観客たち | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ジャパンカップ14】ファンが選手をおもてなし、オリジナルグッズで応援する観客たち

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ランプレファンの作ったコンティグッズ(ジャパンカップ14)
  • ランプレファンの作ったコンティグッズ(ジャパンカップ14)
  • 「見てよこれ!」イタリアでも自慢してください(ジャパンカップ14)
  • コンティがファンから特製ビスコをもらいました(ジャパンカップ14)
  • コンティ嬉しそうです(ジャパンカップ14)
  • ファンが用意したコンティのビスコ(ジャパンカップ14)
  • ファンが用意したコンティのビスコ(ジャパンカップ14)
  • コンティがビスコに!(ジャパンカップ14)
  • ランプレファン勢揃い(ジャパンカップ14)
10月17日から10月19日にかけて栃木県宇都宮市で開催された2014ジャパンカップサイクルロードレースには、過去最多となる8万人の観衆が集まった。その中には来日する海外招待選手のために応援グッズを作るファンも多い。

イタリアのバレリオ・コンティ(ランプレ・メリダ)の応援グッズを作った女性ファンがいた。コンティは2013年のジャパンカップ、2014年は5月のツアー・オブ・ジャパンにも出場しており今回が3度目の来日となる。

女性ファンはレース中に掲げる旗を作ったほかに、コンティの顔写真が入ったグリコの「ビスコ」を作ってきた。ビスコには「スマイルビスコ」というオリジナルプリントができるサービスがあり、それを利用したという。

ちょうどコンティにビスコを渡す場面に居合わせたが、コンティオリジナルビスコに本人は大ウケ。近くにいたチームメイトのヤン・ポランに「これ見てみろよ!」と自慢していた。自分がビスケットのパッケージになるとは思ってもみなかっただろう。女性ファンはレース観戦仲間にもコンティのビスコ配ってやはり好評だった。

ちなみにスマイルビスコのサービスに有名人の写真を使う場合、事前に本人の承諾を取っていないと発注はできない。コンティにビスコを渡した女性もSNSを通じてコンティに許可をもらっていた。19日のレースでは、古賀志林道のヘアピンカーブにランプレのジャージと一緒にコンティの旗も飾り付けがなされていた。毎年のように来日するランプレは日本でも大人気だ。

そのランプレ応援団の先に行くとガーミン・シャープやキャノンデールの旗が目に入ってきた。ヘアピンカーブ周辺は選手のスピードも緩まるので絶好の観戦ポイントとして例年各チームの応援団が出来上がる。

その中にトレックファクトリーレーシングの手作り人形を持って応援している女性ファンの姿も。毎年ひとつのチームの人形を作って持参してきている。今年で6年目になるそうだ。レース後には選手たちに人形をプレゼントしており今年も無事渡すことができた。

毎年多くのファンたちが思い思いの品を用意して選手たちにプレゼントしている。似顔絵のイラスト、シール、缶バッチなど様々だ。レース中の熱い応援だけじゃなく、こんなステキな歓迎もあるからこそ、多くの外国人選手が喜んで来日してくれるのだろう。もちろん日本人選手への応援も多い。地元の宇都宮ブリッツェンをはじめ、多くの応援団がそこかしこに溢れていた。

ちなみにコンティは応援に応えて19日は6位、アンダー23の選手としては2位に入っている。

●ファンからもらった人形がジャージのポケットから顔を出している。
《五味渕秀行》

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