【ジャパンカップ14】MAVIC仕様のレヴォーグ登場!最高峰レースをスバルがサポートする理由 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ジャパンカップ14】MAVIC仕様のレヴォーグ登場!最高峰レースをスバルがサポートする理由

スポーツ まとめ
MAVIC仕様のスバル レヴォーグ
  • MAVIC仕様のスバル レヴォーグ
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10月19日に栃木県宇都宮市で開催される2014ジャパンカップサイクルロードレース。18日にはクリテリウムも開催される。この日本最高峰の自転車ロードレースをスバルが2014年もサポートする。

ジャパンカップ14の開催に先駆け10月11日、東京都渋谷区にある「SUBARU STAR SQUARE」(スバル恵比寿ショールーム)にてトークイベントが開催された。富士重工業といえば、新宿のスバルビルが有名だが今夏、本社移転が行なわれ、恵比寿に新拠点を構えている。

◆ロードバイク、MAVIC…自転車ロードレースの「いろは」

イベントスペースとしても活用されるSUBARU STAR SQUARE。今回登壇したのは、MAVICの村上嘉之氏とモータージャーナリストの河口まなぶ氏。両氏により自転車ロードレースの「いろは」から、スバルの自転車ロードレースに対する取り組み、車両の説明などが行なわれた。

冒頭、MAVICについての説明があった。フランスの自転車ホイールメーカーという立場からレースをサポートするMAVICを河口氏は「自転車乗りにとってはあこがれのブランドで、利用していると『あいつ、こだわってる!』とみられますよね」と表現した。

ロードレースに使われる自転車について解説した村上氏。「ドロップハンドルで、いくつかの乗車姿勢がとれます。これが特徴です。クロスバイクはハンドルがまっすぐなので、乗車姿勢はひとつですね。ロードバイクは姿勢を変えながら長距離を乗車することに着眼した自転車なのです」と紹介した。

加えて河口氏は、ロードバイクと生活について自身の経験をふまえて話した。「ロードバイクに乗ると、距離感が変わりますよね。長距離を移動する事が可能になりますので。また、自動車に自転車を乗せて、出先で自転車に乗る、ということも可能ですね」とモータージャーナリストの視点も付加して説明した。

◆スバル レヴォーグに自転車を積載するデモンストレーション

車に自転車を積載することについて、今回は会場に展示されたスバル「レヴォーグ」を用いて解説が行なわれた。

村上氏がレヴォーグに自転車を積載してみせる。後部座席を倒すと余裕で自転車が積載でき、後部座席を倒さなくてもタイヤを外すだけで積載が可能であることを披露した。

河口氏はスバルのスポーツカー「BRZ」のオーナーでもあるが、自転車乗りでもある。「車に自転車乗るの?という方もいるかもしれませんが、僕はBRZに自転車を積んでますよ」と自身のスタイルを紹介した。「自転車と車は親和性がありますよね」と切り出したのは河口氏。「車を運転することも楽しんで、現地に行って自転車に乗ることも楽しんで、ということができます」と述べた。さらにはスバル車が搭載する安全機能「アイサイト」も紹介。ステレオカメラの検知機能で、走行、ブレーキングなどをサポートする。これにより、ドライバーの安全運転を支援することが可能であることにも触れた。

◆ジャパンカップ14、間もなく開催!

10月18、19日に開催されるジャパンカップ。河口氏が、村上氏に質問。「自転車のレースって結構複雑ですよね。チーム戦なんですか?」。村上氏によると「あくまで個人戦なのですが、5~9人のチームで走って、エースを勝たせるというのが自転車レースですね。楽しむためにはまず、好きな選手を探すということ。その選手がエースですと、またレースも面白くなりますよね」と楽しみ方の基本を話した。

「ジャパンカップに出るというのは、選手にとってどういったものなのでしょう?」との河口氏の質問に「ワンデーレースでいうとジャパンカップは日本最高峰なので、選手のモチベーションは高いですよね。2014年はカンチェラーラ選手など、世界のトップアスリートがポイントを狙ってきています」。

「2013年はあいにくの雨でしたが、世界のトップライダーが来ますので注目してもらいたいですね」とした。

河口氏も2013年、ジャパンカップを観戦した経験があるという。「昨年レースを見たのですが、レース中盤は先頭から後方まで非常に差があるのですが、かなり長い時間走るのに最後は僅差の勝負になりますよね。その辺りも面白いなと思います」。

◆スバル車がMAVICを纏う理由

MAVICカーのベースカラーはイエロー。レースでは、選手をサポートするMAVICカーとして活躍するイエローのスバル車。レヴォーグを含めたスバル車が、新MAVICカーとして参加する。なぜスバル車がMAVICカーとなるのか。村上氏は「レース中盤で選手の集団がわかれます。MAVICは、ニュートラルサービス、つまりすべての選手をサポートするのですが、強者優先というルールがありまして、不本意なミスで順位を落とさないようにサポートします。また、選手の間に30秒差がつくとMAVICカーが間に入ってレースをサポートするのです」と解説した。

河口氏もレースを間近に見た経験から「選手は落車をしたり、かなり激しい走りをしますよね。この選手についていく、MAVICカーの動きはかなりスポーティで、スバル車を使っている意味があるな、という感じがありますよね」と話した。

「レースの選手はブレーキングポイントが近いんですね。スバル車だと、スポーティに走り、かつ荷物がたくさん積める、これまでのレガシィ、これからのレヴォーグというのが、そうした走りに適している車なんですね」と村上氏が付け加えた。

また、レースをサポートする車は相応のドライビングテクニックが必要で、激しいドライブに耐えうる車という点は強調された。
《土屋篤司》

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