ドーピング疑惑でまた混乱…ジロで禁止薬物検出のウリッシ、復帰戦直後に再び出場禁止 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドーピング疑惑でまた混乱…ジロで禁止薬物検出のウリッシ、復帰戦直後に再び出場禁止

スポーツ 短信
ディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ)
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ドーピング陽性を疑われているディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ)の処分について、UCI(国際自転車競技連合)とチームの対応で相違が見られている。

2014年ジロ・デ・イタリアの第5ステージと第8ステージで優勝したウリッシだが、第11ステージ後に採取した尿サンプルから基準値を超える禁止薬物のサルブタモールが検出されたことが、6月25日に明らかになった。

骨格筋増強効果のあるサルブタモールの基準値は1000ng/mlと定められているが、ウリッシのサンプルからは2倍近い1900ng/mlが検出された。ウリッシとチームドクターは、気管支けいれんの治療薬の中に含まれていたサルブタモールが何らかの理由で基準値を超えたためと説明していた。

その後、ウリッシは暫定出場停止処分となり、実戦を離れた。

しかし、UCI(国際自転車競技連合)とWADA(世界アンチドーピング機関)からの追加の分析結果の公表が遅れる中、チームドクターの独自の調査とMPCC(チームなどで構成される反ドーピング団体)のルールに則って、ランプレ・メリダはウリッシをイタリアのワンデーレース3連戦「トリティーコ・ロンバルド」に出場させると9月13日に発表した。

そして、ウリッシは9月16日の第1戦コッパ・ベルノッキに出場し、チームメイトのフィリッポ・ポッツァートの2位入賞をアシストする活躍を見せた。

しかしこの直後、UCIはウリッシをスイス自転車競技連盟の懲罰委員会にかけると発表。やむなくランプレ・メリダは、再びウリッシを出場停止処分とした。
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