【GPシクリスト・ド・モントリオール14】オリカ・グリーンエッジのゲランスが史上初のカナダ2戦2勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【GPシクリスト・ド・モントリオール14】オリカ・グリーンエッジのゲランスが史上初のカナダ2戦2勝

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2014年グランプリ・シクリスト・ド・モントリオール、サイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)が優勝
  • 2014年グランプリ・シクリスト・ド・モントリオール、サイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)が優勝
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カナダのワンデーレース、2014年グランプリ・シクリスト・ド・モントリオールが9月14日にケベック州モントリオールで開催された。2日前のケベックに続く、北米でのUCIワールドツアー2連戦となる。

コースはモントリオール大学の周囲の12.1kmを17周する205.7km。アップダウンが多く、総獲得標高は3893mに上る。

スタートと同時にケベックでも逃げに入ったヤン・ポランチ(ランプレ・メリダ)をはじめ、アルノー・ジャネッソン(FDJ)、ルイス・ベルバーケ(ロット・ベリソル)、ライアン・ロス(エキップカナダ)の4人が逃げを形成。50km過ぎで、最大12分05秒のタイム差を開く。

69km地点ではモビスター、ベルキンが横風を利用してペースを上げ、フランク・シュレク(トレックファクトリーレーシング)などが遅れるが、ランプレ・メリダ、オリカ・グリーンエッジが再び集団を落ち着かせる。

一方、9月とは思えない寒さの中、レース途中でクリストファー・ホーナー(ランプレ・メリダ)、ブレル・カドリ(AG2R)などがリタイアに追い込まれる厳しいレースとなった。

逃げの4人からは15周目にジャネッソンとロスが遅れ、最後まで生き残ったポランチも残り2周でメイン集団に捕まる。

最終周に入ると優勝争いが本格化し、世界王者ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)、セプ・バンマルケ(ベルキン)などが強力なアタックを見せるが、オリカ・グリーンエッジが集団をまとめ上げる。最後はオリカ・グリーンエッジのトレインから、上り坂ゴールに向けて強力なスプリントを見せたサイモン・ゲランスがライバルを置き去りにし、2日前のグランプリ・シクリスト・ド・ケベックに続く勝利を挙げた。

2位には2011年モントリオール勝者のコスタ、3位にはトニー・ガロパン(ロット・ベリソル)が入った。

5年目を迎えたカナダのワンデーレース2連戦で史上初の2連勝を達成したゲランスは「完璧な1日だった。チーム全員が頑張ってくれて、最初からレースをコントロールし、逃げを捕まえ、最後のスプリントで僕をリードアウトするチームメイトも残っていたからね。どの勝利も特別だけど、ケベックとモントリオールの両方で勝てるとは、本当に信じられないよ。世界選手権直前に2勝できたのは、最高だね。僕の調整が正しいのを証明しているよ」と9月末の世界選手権に向けて自信をのぞかせていた。
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