【ツアー・オブ・ブリテン14】第7ステージ、ベルモートが単独逃げ切り勝利 総合首位は再び移動 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・オブ・ブリテン14】第7ステージ、ベルモートが単独逃げ切り勝利 総合首位は再び移動

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2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ、ジュリアン・ベルモート(オメガファルマ・クイックステップ)が優勝
  • 2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ、ジュリアン・ベルモート(オメガファルマ・クイックステップ)が優勝
  • 2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ、ジュリアン・ベルモート(オメガファルマ・クイックステップ)が優勝
  • 2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ、ジュリアン・ベルモート(オメガファルマ・クイックステップ)が優勝
  • 2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ、ディラン・ファンバーレ(ガーミン・シャープ)が総合首位
  • 2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ、ミカル・クビアトコウスキー(オメガファルマ・クイックステップ)がポイント賞と総合2位
  • 2014年ツアー・オブ・ブリテン第7ステージ
2014年ツアー・オブ・ブリテン(UCIヨーロッパツアー2.HC)、9月13日の第7ステージはキャンバリー~ブライトン間の今大会最長の225.1km。ラスト60kmから現れる1つの2級山岳、2つの1級山岳が勝負どころだ。

レース序盤、ジュリアン・ベルモート(オメガファルマ・クイックステップ)、ディラン・ファンバーレ(ガーミン・シャープ)、イグナタス・コノバロバス(MTNクベカ)ら5人の逃げが決まり、最大10分以上のタイム差を築く。さらに最後から2つ目の1級山岳のふもとでベルモートがアタックし、一緒に逃げていた仲間を置き去りにして、独走勝利を飾った。

23秒差で2位はコノバロバス、3位はファンハーレが入った。

後方のメイン集団でも、激しい争いが展開された。同じく最後から2つ目の1級山岳でミカル・クビアトコウスキー(オメガファルマ・クイックステップ)がアタックし、ブラッドリー・ウィギンス(チームスカイ)、ニコラス・ロッシュ(ティンコフ・サクソ)など有力選手を引き連れて、22人の集団を形成する。

その一方で、イエロージャージを着るアレックス・ダウセット(モビスター)がこの上りで大きく遅れた。

結局、メイン集団は1分20秒差でゴールし、集団先頭の4位にはクビアトコウスキーが入った。

この結果、ステージ3位に入ったファンバーレが総合14位からジャンプアップし、イエロージャージに袖を通した。総合2位は19秒差でクビアトコウスキー、ダウセットは2分24秒遅れてゴールし、総合10位に後退した。

普段はアシストとして活躍するベルモートにとっては、これが今季初勝利で「正直、逃げ切り勝利できるエネルギーがあるとは、自分でも驚いたよ。過去6日間中5日は、クビアトコウスキーやカブ(カベンディッシュ)のために集団先頭を引いていたからね。ステージ序盤、クビアが僕のところに来て、できるなら僕に逃げに入ってくれと言ったんだ。終盤、捕まったときに彼をアシストできるかもという考えだ。でも、最後から2つ目の上りで逃げ切りが確実になったので、全開で走ったんだ」とうれしそうに振り返った。

総合首位に立ったオランダの23歳の新人、ファンバーレは「みんな今は僕の名前を知らないだろうけど、覚えてくれるといいね。10分差がついたとき、逃げ切れるかもと思った。モビスターは2選手しか追走していないとあるチームの監督が言っていたので、僕たちはハイペースを保ったんだ」と話していた。
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