【ツール・ド・フランス14】第18ステージ速報、ニーバリが盤石の4勝目 総合2位争いは大接戦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】第18ステージ速報、ニーバリが盤石の4勝目 総合2位争いは大接戦

スポーツ 短信
ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)
  • ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)
  • ニーバリがステージ4勝目
7月24日(木)第18ステージ:ポー~オタカム(145.5km)

超級山岳オタカムの頂上ゴールに向けて上りが始まると、先頭2人からミケル・ニエベ(チームスカイ)がアタックし、単独先頭に立つ。

約1分後方のメイン集団からは残り10kmでクリストファー・ホーナー(ランプレ・メリダ)がアタックし、これにマイヨジョーヌのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)がついていく。

直後にニーバリはホーナーを振り切ると、残り8kmで先頭のニエベをとらえ、その後もペースを緩めることなく駆け上がっていく。

後方では山岳賞ジャージのラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が追走を始め、さらに総合3位ティボー・ピノ(FDJ)、総合4位ジャンクリストフ・ペロー(アージェードゥーゼル)、総合6位ティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)も追いかける。一方、総合2位のアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)は遅れていく。

レースの先頭では、ニーバリが力強い走りで後続との差を広げ、オタカム山頂を制覇。今大会最多のステージ4勝目を獲得した。ステージ2位は1分10秒差でピノ、3位は1分12秒差でマイカ、4位は1分15秒差でペロー。遅れたバルベルデは1分59秒差で10位となった。

この結果、マイヨジョーヌのニーバリのリードは7分10秒と広がり、総合優勝はほぼ盤石となった。総合2位にはピノが浮上しマイヨブランを守ったが、その13秒後方には3位ペロー、15秒後方には4位バルベルデと、第20ステージの個人タイムトライアルを残して僅差の争いとなっている。

マイカは山岳賞のポイントを181点とし、2位のニーバリに13点差をつけて、マイヨブランアポアルージュをほぼ確定した。マイヨベール(ポイント賞)はペーター・サガン(キャノンデール)がキープ。敢闘賞はニエベが受賞している。

順位
フィニッシュ(145.5km)超級山岳:オタカム
1.ビンチェンツォ・ニーバリ 50
2.ティボー・ピノ 40
3.ラファル・マイカ 32
4.ジャンクリストフ・ペロー 28
5.ティージェイ・バンガーデレン 24
6.ロマン・バルデ(アージェードゥーゼル)20
7.バウク・モレマ(ベルキン)16
8.レオポルド・ケーニッヒ(NetAppエンデューラ)12
9.アイマル・スベルディア(トレックファクトリーレーシング)8
10.アレハンドロ・バルベルデ 4
《》

編集部おすすめの記事

page top