7月8日に行われたツール・ド・フランス第5ステージで、スキル・シマノの別府史之（26）が積極果敢にアタックした。スタート直後にランプレの選手が飛び出したが、これは不発。その直後に別府が大集団を抜け出し、これに区間勝利することになるトマ・ボクレール（フランス、Bboxブイグテレコム）らが反応した。別府は10km地点でこの第1集団から脱落するが、存在感を十分にアピールした。
大会5日目を終了して、スイスのファビアン・カンチェラーラ（28＝サクソバンク）が首位を守り、ゴール後の表彰台でマイヨジョーヌを着用した。区間18位に入ったBboxブイグテレコムの新城幸也（24）は、総合139位。ポイント賞で12位に浮上した。別府は区間72位で、総合150位。
◆総合成績
１ Ｆ・カンチェラーラ（スイス、サクソバンク）15時間07分49秒
２ Ｌ・アームストロング（アメリカ、アスタナ）同タイム
３ Ａ・コンタドール（スペイン、アスタナ）19秒遅れ
４ Ａ・クレーデン（ドイツ、アスタナ）23秒遅れ
５ Ｌ・ライプハイマー（アメリカ、アスタナ）31秒遅れ
６ Ｂ・ウィギンス（イギリス、ガーミン）38秒遅れ
29 Ｃ・サストレ（スペイン、サーベロテストチーム）２分44秒遅れ
35 Ｃ・エバンス（オーストラリア、シランス・ロット）２分59秒遅れ
139 新城幸也（Bboxブイグテレコム）６分49秒遅れ
150 別府史之（スキル・シマノ）７分35秒遅れ
《編集部》
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